春は肝
季節が変われば、新しい自然界のエネルギーの影響を受けて身体が変化し、その変化についていけないと体調を崩してしまいます
東洋医学の「陰陽五行説」を元に春を覗いて見ましょう
(※陰陽五行説は東洋医学が4000年の歴史の中で構築した膨大な統計データです)
■春(3・4・5月)
春は解毒機能が上がる季節
・春は肝の働きが高まる季節
冬に蓄積した毒素を排泄し始めます
・木々は新芽を出しアクの強い旬の食べ物が毒出しの手伝いをしてくれます
・自然の青々した色が気を充満させ
・暖かい気候が冬の間動かすことが少なかった筋肉を弛緩させる事で余分な毒をだしてくれます
春の食材と言えば、ウドやタケノコ、セリやフキ…どれも解毒作用を持つものばかり
春は食材も解毒パワーがあふれています
ただ、強いアクはとりすぎると肩こりや吹き出物の原因になるので要注意です
肝を補う食べ物
◉いわし:血液サラサラ、代謝改善
◉あさり:体の倦怠感、ストレス改善
◉セリ:自律神経の安定
◉アスパラガス:肝臓の働きを助ける
“病気”の一歩手前の“未病”の状態=病気でない身体の不調に気付くことが大切
季節を知り、身体を大切にしていきましょう
越智